公務員に転職しましたけどなにか

民間企業から公務員に転職し、アフター5を満喫している奴のブログ

仕事をやめるリスクについて考えてみた

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私は会社の歯車として生きていくのがどうやら苦手な人間のようです。

実際に3回転職して、今は公務員に落ち着いておりますが、それも辞めたいと思っています。まだ続けているのは、20代と違い30代になると転職が一気に難しくなるからです。

ヘッドハンティングを除けば、今より待遇の良い仕事に就けることはほぼないでしょう。

つまり、30代で仕事を辞めるということは、自分一人でやっていく方法ぐらいしか、今より好転することがないのです。

 

私は、将来は仕事を辞めたいと思っていますが、様々なリスクを考えるとやっぱり二の足を踏んでしまい、躊躇してしまいます。

会社を辞めると一体どんなリスクがあるのでしょうか

1.金銭面

やはり一番のリスクは収入が安定しないことではないでしょうか。

サラリーマンをしていると少ないと愚痴る方は多いと思いますが、一定の給与が入ります。倒産のリスクはもちろんありますが、ある程度先行きを想定した生活ができます。

 

それに対し、自営で働くということは、労働に対し対価を払ってくれるわけではないので、不安定な収入になります。先行きも計算できない要素が多くなりますし、日々不安と戦いながら生きていかなければなりません。

 

私の両親が自営業でしたが、バブルが弾けてからは常にお金のことについて頭を悩ませていました。安定を求めるのであれば、自営業は得策ではないでしょう。

 

また、不安定になるということは信用も低下します。するとローンを組むこともできなくなります。クレジットカードも作れなくなるかもしれません。自力で頑張ってキャッシュを持たないと、家を買うこともできないかもしれません。

 

あとは、年金がとても少ないです。サラリーマンの厚生年金制度よりも、国民年金の方が受給額は少ないです。払っている額が厚生年金の方が多いからですが、実は企業側も年金費用を払ってくれているので、この二つの年金の差は思ったよりも大きいです。

 

2.人間関係

人間関係が大きく変わります。私も何度か転職したのでわかるのですが、仕事上付き合っていた知り合いは、転職(辞めた)時点で疎遠になります。最初こそ色々心配してくれますが、すぐにそれもなくなるでしょう。

また結婚をしている方は、家族の態度も変わってしまうかもしれません。きっとお嫁さんには反対されるでしょう。子供がいたらなおさらです。男よりも女の人の方が安定志向です。

 

結婚している人の方が、していない人より人間関係がより複雑になるでしょう。

 

3.生活リズムが変わる

サラリーマンは良くも悪くも毎日同じ生活の繰り返しです。会社を退職した瞬間に会社に行くストレスは感じなくなりますがその反面、自制が効かなくなり、生活リズムが一気に変わる可能性があります。

崩れるのはすぐですが、戻すのはなかなかできません。

 

私も、転職する際に、2ヶ月ほど無職の時期がありましたが、生活リズムがボロボロになりました。

仕事が始まって、生活リズムを戻すのがめちゃくちゃ大変だった記憶があります。自営であれば、ずっとその生活になるので、今まで以上に自分を律しないと規則正しい生活ができないでしょう。

 

これらのリスクを考えて改めて将来のことを考えようと思います。